2学期終業式

 12月24日(金)に2学期の終業式がありました。
 校長先生から、家族や友達、先生や地域の方々等、自分たちの幸せを願ってくれた人達に感謝の気持ちを伝えることや冬休みの間、病気や交通事故に気を付けて安全に過ごし、自分の命は自分で守ることの話がありました。
 1、3、5年の代表児童の発表がありました。2学期に頑張ったことや3学期に頑張りたいことを堂々と発表しました。素晴らしい発表に拍手が鳴り響きました。
皆様、どうぞ素敵な冬休みをお過ごしください。そして3学期には元気な姿を見せてくださいね。よいお年を……。

校長先生の話
 2学期が今日で終わり、明日からいよいよ冬休みです。
 2学期には、運動会や経綸祭の学習発表など、一生懸命取り組んだ大きな行事がありました。最初は「できるかな?」「がんばれるかな?」と、ちょっと不安な気持ちがあっても、仲間に支えられながら努力と挑戦を続けて乗り越えていく経験が、きっとみなさんの成長につながっています。行事でも学習でもスポーツでも、苦しいことやめんどうなことから逃げずに取り組んだ人は、きっと充実した気持ちで今日を迎えているのではないかと思います。

 2学期に、私がとてもいいなぁと思った取組がありました。笑顔いっぱいフレンドリー委員会が進めていた「スマイル・ポスト」です。お昼の校内放送で、毎日「ありがとう」の感謝の言葉が紹介されると、とてもうれしい気持ちになりました。人に感謝することを続けている人は、その人自身も幸せになれるといいます。
あとしばらくで2021年(令和3年)が終わります。コロナでずいぶんたいへんなこともありました。この一年、みなさんの幸せを願ってくれた人たちに、感謝の気持ちを伝えてみませんか。たとえば、いつも一緒に暮らしている家族。共に喜び相談にのってくれた友達。一生懸命教え励まし、時には厳しくしかってくれた先生、交通事故にあわないようにいつも声をかけてくれる地域の見守り隊のみなさん。その他にもみなさんが幸せに生きていくことを心から願っている人、いつも心配してくれている人は、みなさんが思っている以上にたくさんいます。「ありがとう」の一言でもいいし、笑顔で「おはようございます」「さようなら」の挨拶をするだけでも気持ちはきっと伝わります。
 さて、これから約2週間の冬休み、何よりも大事なのはみなさんの命です。どうか病気や交通事故に気をつけてください。全国では、悲しい事故が何件もありました。マスクや手洗いの感染症対策は、自分のためだけでなくまわりの人たちのためにも大切です。歩いているときも自転車に乗っているときも、飛び出しは絶対にだめ。道路を横断するときは、手をあげて車がしっかり止まるのを確認してから渡りましょう。それを日頃から習慣にしておかないと、肝心なときにぬけてしまいます。
それでは、3学期の始業式にみなさんの笑顔に会えることを楽しみに待っています。